カウンセリングについて
○カウンセリングとは?○どのような時にカウンセリングを利用するべき?○カウンセリング技法について○よくある相談内容カウンセリングとは?
近年、カウンセリングという言葉が身近になったように感じます。 世間では「カウンセリングとは話を聞いてもらうもの」というイメージがあるように感じます。 しかし、もう少し的確に言いますと、「カウンセリングとは心の悩みの解消を目指すもの」です。
心に悩みがあると、心と身体の両面に影響が出ます。 このような心身の不調は、時間の経過や市販薬などで一時的に改善することもあります。 しかし、原因である心の悩みがなくならないと、また不調として現れてくることがあります。 カウンセリングはこの根本的な原因である心の悩みにアプローチし、心身の不調を低減・解消させることができます。 このように、根本的な原因にアプローチできる点がカウンセリングの大きなメリットと言えます。 臨床心理学的知識や技法を用いて、不調の原因となる心の悩みの解消を目指すのがカウンセリングなのです。
どのような時にカウンセリングを利用するべき?
心の悩みのせいで社会生活や日常生活に支障が出ているときはなるべく早急に利用するべきです。 支障が出るとうまくいかないことで自分を責め、さらに心の悩みが強くなるという悪循環に陥ることがあります。 カウンセリングの中で、病的であると判明した場合は、提携している医療機関をご紹介させていただきます。 医師と協力し、医学的な治療と心理療法を並行していく体制も整っております。 支障が出ていない段階でももちろんご利用いただけます。 ご自身では些細なことだからと思っていても、それが後々大きな支障につながる場合もあります。 また、些細なことでも悩みがなくなることで、今よりもっと楽しく幸せに生活が送れるようになれば、カウンセリングを受ける意味も大いにあると思います。 お気軽にお申し込みください。
また、悩みはないけどなぜか不調が続いているという場合も、ご相談を受けていただく価値があると思います。 不調の原因が心の悩みにあれば、不調の軽減につながるからです。 また、相談の結果、心が原因ではないと分かったとしても、安心につながる場合があるからです。
よくあるご相談内容はこちら
カウンセリング技法について
当カウンセリングオフィスで用いる主な技法に関しては以下の通りです。
M.エリクソンの治療実践に関する技術や理論から生まれた心理療法です。
「原因探し」より「解決」に焦点付けすることが特徴として挙げられます。
そのため、他の心理療法に比べて短期間で終わり心理的な負担も少ないため、「短期の」「効率的な」という意味の「ブリーフ」という名前が付けられました。
S.フロイトによって創始された精神分析の理論や技法を用いた心理療法を指します。
ブリーフセラピーとは異なり、解決だけでなく、本当の自分(主体)とは何か、自分の欲望とは何か、自分の特異性とどううまくやっていくか等を明らかにしていきます。
じっくりゆっくり進めていく方法となります。
認知療法と行動療法が合わさってできた心理療法です。
考え方、行動、感情、身体反応などに注目して問題を明確化し、陥っているパターンからの脱却を目指す技法です。
表を使って現状を視覚化できる、理論的で納得して取り組みやすいなどのメリットがあります。
その他、リラクセーション、クライエント中心療法、家族療法、イメージ療法などの技法を用いてカウンセリングを行っていきます。
相談内容やクライエントに合わせて、最も効果的だと判断された技法を使用いたします。